Oracleチューニング手法に関する解説
Oracleチューニングを始める場合、規模によって手法と費用が変わります。大規模なチューニングが必要ならば上流工程から再構築に近い作業になり、費用も膨大です。最早チューニングの域を出ているかもしれません。一般的にSQLチューニングを指すことが多いと思います
Oracleチューニング手法
運用開始後のチューニング手法は上流から以下のようなものがあります
1.業務フローのチューニング
・業務の見直し
・システム全般の見直し
2.DB設計のチューニング
・DB論理構造の見直し
3.アプリケーションのチューニング
・アプリケーションの見直し
・機能変更
・機能追加
4.DB構造のチューニング
・インデックスの見直し
・テーブル項目の見直し
・パーティショニング(分割)
・ビューの見直し
5.SQLのチューニング
・SQLの書き直し
・実行計画の見直し(ヒント句)
6.物理構造のチューニング
・ハードウェア増強(スケールアップ、スケールアウト)
・パラメータの見直し
・表領域の物理配置の見直し
・REDOログの物理配置の見直し
業務フローのチューニング、DB設計のチューニング、物理構造のチューニングは費用が高くなります
アプリケーションのチューニングは上記に比べると費用は少なくなります
SQLのチューニングは最も費用は少なくなります
一般的にチューニングというとSQLのチューニングのことを言います