ORACLEデータベース製品の解説
一口でOracleデータベースと言っても様々な製品(EDITIONと言う)が存在します。
Enterprise Edition(Oracle EE)
エンタープライズ・エディションは、Oracleデータベースの最上位製品で、すべての機能を備え、すべての有償オプションが利用できます。もっとも高価で、大規模システム向けです。
Standard Edition(Oracle SE)
スタンダード・エディションは、エンタープライズ・エディションが高価なため、一部機能制限をして価格を低くした製品です。RAC(ノード制限)も使用可能で、大規模であっても大丈夫です。但し、大規模になってくると、RACのノードを増やしたいとか、ビットマップ・インデックス、パーティショニング機能やチューニングパックを使いたいという要求が出てきます。そうなるとエンタープライズ・エディションが必要になってくるということです。
Standard Edition One(Oracle SE1)
スタンダード・エディションより、さらに機能、価格を抑えた製品です。ワークグループ、部門サーバなどに適しています。
Personal Edition(Oracle PE)
シングルユーザー向けです。
Express Edition(Oracle XE)
無償版です。MySQLやPostGressなど無償版データベースが台頭してきたことにより、出さざる負えなかったのでしょう。勉強や研修などOracle入門としては最適です。
参考資料
以下、Oracleの公式サイトより編集したものです。