一口でOracleデータベースと言っても様々な製品(EDITIONと言う)が存在します。
◆Enterprise Edition(Oracle EE)
エンタープライズ・エディションは、Oracleデータベースの最上位製品で、すべての機能を備え、すべての有償オプションが利用できます。
もっとも高価で、大規模システム向けです。
◆Standard Edition(Oracle SE)
スタンダード・エディションは、エンタープライズ・エディションが高価なため、一部機能制限をして価格を低くした製品です。
RAC(ノード制限)も使用可能で、大規模であっても大丈夫です。
但し、大規模になってくると、RACのノードを増やしたいとか、ビットマップ・インデックス、
パーティショニング機能やチューニングパックを使いたいという要求が出てきます。
そうなるとエンタープライズ・エディションが必要になってくるという構図です。
◆Standard Edition One(Oracle SE1)
スタンダード・エディションより、さらに機能、価格を抑えた製品です。
ワークグループ、部門サーバなどに適しています。
◆Personal Edition(Oracle PE)
シングルユーザー向けです。
◆Express Edition(Oracle XE)
無償版です。MySQLやPostGressなど無償版データベースが台頭してきたことにより、出さざる負えなかったのでしょう。
勉強や研修などOracle入門としては最適です。
以下、Oracleの公式サイトより編集したものです。