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PLSQL

PL/SQLについての解説

PL/SQLとは何か、SQLではなくPL/SQLを使うメリットや効果について解説します

 

PL/SQLとは

PL/SQLは、SQLの手続き型拡張機能としてOracleが提供する言語です。SQLはデータの集合を操作するための言語ですが、PL/SQLは実際の業務処理をビジネス・ロジックとして手続き型の処理として記述できます

記述した処理はストアドプログラムとしてデータベースにオブジェクトとして格納されます

PL/SQLはOracleの内部でSQLと緊密な連携をおこなうことで効率的に業務処理を実行できます

PL/SQLはSQL*Plus、SQLDeveloper、Visual Basicなどのさまざまなツールから実行可能です

 

PL/SQLを使うメリット

PL/SQLを使うメリットは下記の通りです

1.パフォーマンス性能が良い

2.SQL言語と緊密に統合されており、手続き型の処理を記述できる

3.SQLで取得したデータ集合を、PL/SQLにより業務上の要望に応じて加工できる

4.SQL操作の中に複雑な業務ロジックを組み込むことができる

5.複数のトランザクションを統合し、一連の業務処理をまとめて記述できる

6.Oracleのデータ操作をコンパクトに記述できる

7.例外処理、カプセル化、データ隠蔽およびオブジェクト指向のデータ等、プログラミングに必要充分な機能を持つ

8.Oracle上で稼動するので、プラットフォームによるプログラミングの差異が無いく移植性が高い

 

PL/SQLを使う効果

PL/SQLを使うと効果を発揮する場面は以下の通りです

1.SQLだけでは表現できない処理を書く必要がある

2.パフォーマンスに問題がある

3.頻繁に使う処理がある

4.業務に密着した処理(ビジネスロジック)を記述する

 

PL/SQLのデメリット

PL/SQLのデメリットは以下の通りです

1.デバッグ環境が弱い(最近は開発ツールにデバック機能がついているので一概に言えなくなった)

2.ユーティリティが少ない

PL/SQLの基本的なルール

PL/SQLをOracleに処理をさせるための基本的なルールです

1.プログラムはBEGINで始まりとENDで終わる

2.文の終わりは「;」を記述する

3.実行は「/」で行う

4.SQL*Plusでは「@ファイル名」でファイルから実行できる

5.行コメントは「–」ハイフンを二つつなげる

6.ブロックコメントは「/*」と「*/」で囲む

 

PL/SQLの基本的な記述例

 

 

 

 

 

 

 

 

PL/SQLの実行方法の例

 

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