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Oracleのバージョン

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◆1977年

Oracle社の全身である、Software Development Laboratories (SDL) が設立された。

◆1979年

SDLは、社名を Relational Software, Inc (RSI) に変更し、
この時、商用リレーショナルデータベースとして、Oracle 2を発表した。
この時、基本的なデータベース言語であるSQLを使用することができた。
なぜOracle2かというと、あたかもOracle1があり、製品としてバージョンアップされた製品ですよ、というマーケティング戦略の一環といわれています。

◆1983年

この時、社名をOracle Corporationに変更した。
同時に、Oracle version 3がリリースされるが、
コミットやロールバックといったトランザクションの概念をサポートしたものであった。
このバージョンでは、使用可能なプラットフォームをUNIXまで拡張している。

◆1984年

リリースされた Oracle 4は読み取り一貫性をサポートした。

◆1985年

この頃主流となりつつあったクライアントサーバ型コンピューティングへのサポート開始。

◆1988年

PL/SQLや行レベルロックなどをサポートした、Oracle 6.0がリリースされる。
このバージョンからリレーショナルデータベースの基本的な機能が揃い、普及し始める。
また、RACの前身であるパラレルサーバがサポートされたが、正式なRACの普及はもう少し先になる。
さらに、Oracleはデータベースの強みを活かしERP市場へ参加する。

◆1992年

Oracle7がリリースされる。
このバージョンにおいて、
パラレルクエリー(1つのSQL文を複数のプロセスにて同時に処理する)、
整合性制約(条件を満たさないデータは入れることが出来ない)、
ストアドプロシージャ(Oracle データベースに格納(ストアド)されたプロシージャやファンクションのこと)、
データベーストリガ(1つの処理と連動(トリガーとなって)して別の処理が起動する機能)、
データベースリンク(自身のデータベースにあたかも存在するかのようにテーブルを使用する機能)、
レプリケーション(レプリカ・複製データベースを作成する)
などがサポートされた。
最終バージョンは7.3.4である。

◆1997年

オブジェクト指向やマルチメディアに対応したOracle8 8.0がリリースされる。
このバージョンにおいて、
パーティショニング(表、索引などをより細かい単位に細分化し、処理効率向上を図る)、
新しいカラム型LOB (BLOB(バイナリデータ)型,CLOB(文字データ)型)
がサポートされた。
このバージョンから大規模データの取り扱いをサポートするようになった。

◆1999年

インターネット時代の到来により、Oracle8i (R8.1.5 ~) をリリースした。
このバージョンでは、UNIX/LinuxプラットフォームでのインストーラのGUI化や、
データベースエンジンにJava仮想マシンを組み込んだ。
(i は Internet の意味とされている。)。
最終バージョンは8.1.7である。

◆2001年

XMLの入出力などOracle9i Databaseをリリースする。
このバージョンでOracleRAC (Real Application Clusters) がリリースされた。
データベースの可用性と信頼性を向上させることで、製品のブランド力を向上させた。
最終バージョンは9.2.0.8となる。

◆2003年

グリッド・コンピューティングを目指し、グリッド技術を応用したOracle Database 10gがリリースされた。
(g は Grid の意味とされている。)
従来のデータ入出力ユーティリティであるEXPORT/IMPORTの機能UPしたDATAPUMPがリリースされた。

◆2006年

無償版ExpressEditionがリリースされた。

◆2007年

Oracle Database 11gがリリースされた。よりSQL実行効率を意識したSPMがサポートされた。

◆2011年

無償版のOracleXEもOracle Database 11gバージョンでリリースされた。

◆2013年

マルチテナントデータベース製品であるOracle Database 12cがリリースされた。
(c は Cloud(クラウド) の略とされている。)