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要件定義

要件定義の解説

要件定義(requirement-definition)とは早い話し、システム設計前にユーザーの要求(require:考えていること、やりたいこと)をまとめることです。

 

要件定義の内容

要件定義書の整理項目は以下の通りです

1.目的の確認
2.業務要件、スコープ(システム化の範囲)の確認
3.システム導入効果の確認
4.内部環境・外部環境変化に対する影響の確認
5.組織・体制の確認
6.制約条件の確認
7.利用者数、従業員数、ピーク時利用者、管理階層、組織・グループ階層等の確認
8.機能要件の作成
機能概要の整理
機能一覧の整理
機能要件の確認
9.非機能要件の作成
信頼性の整理
使用性の整理
効率性の整理
保守性の整理
移植性の整理
安全性の整理
相互接続性の整理
試験性の整理
再利用性の整理
10.技術要件の作成
インフラに対する要求の整理
ネットワークに対する要求の整理
機器に対する要求の整理
プロダクトに対する要求の整理
システム導入に対する要求の整理
11.運用要件の作成
ITサービス時間の決定
システム監視の整理
バックアップの整理
障害対応の整理
変更管理の整理
サポートの整理
12.移行作業要件の作成
13.設計書管理方針の作成
14.コミュニケーション計画の作成
15.概略スケジュールの作成
16.概算費用の作成

 

要件定義のフレームワーク

要件定義を整理する場合、フレームワークを活用するといいでしょう。フレームワークとは、考え方の枠組み(フレーム)を使用して物事を整理(ワーク)するということです。先人たちが考案し、成果を上げてきたものが多く、活用することで、時間の節約、抜けをなくす、見やすいなどのメリットがあります。要件定義では、5W2H(WHY(なぜ)、When(いつ)、Who(誰が)、What(何を)、Where(どこで)、How(どのように)、How much(いくらで))フレームワークを使用するといいでしょう。

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