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データベース管理者の役割

データベース管理者の役割とは何か

データベース管理者(DBA:Database Administrator)とは何をするのか、データ管理者(DA:Data Administrator)との違いは何か解説します

 

データベース管理者(DBA:Database Administrator)とは

データベース管理者(DBA:Database Administrator)とはデータ管理者及び開発者が設計した論理データモデルから物理設計を行い、データベースを構築したり、構築後のデータベースの運用設計および運用保守などデータベースの管理を職務とします

具体的には

・業務データ量の増加傾向を把握し、ディスク装置の増設などを計画して実施します

・システム開発のテスト工程で、パフォーマンスチューニングを担当します

・システム障害が発生した場合に、データの復旧や整合性のチェック等を行います

 

データ管理者(DA:Data Administrator)とは

一方、データ管理者(DA:Data Administrator)とは、業務の実世界から概念設計、システム化の範囲で論理設計などデータそのものの管理を行います。具体的にはシステム開発の設計工程で、論理データベース設計を行い、データ項目を管理して標準化します

 

データベース管理者(DBA:Database Administrator)の役割と関連知識

データベース管理者(DBA:Database Administrator)の具体的な役割とその役割を達成するための関連知識は以下になります

 

1.インスタンスの起動・停止

インスタンスを起動してデータベースをオープンします

データベースのメンテナンスのため、または性能障害やメディア障害のため、インスタンスを停止する場合に必要です

STARTUP MOUNT /NOMOUNT/OPEN

SHUTDOWN NORMAL/TRANSACTIONAL/IMMEDIATE/ABORT

 

2.LISTENERの設定

必要に応じて、クライアントがデータベースに接続できるようにネットワーク環境を構成します

LISTENER.ORA

TNSNAMES.ORA

 

3.データベースの物理設計

データベース記憶域の構造(表領域とデータファイル、REDOログ・ファイルおよび制御ファイル)を確認します

初期化パラメータ

データ・ディクショナリ

動的パフォーマンスビュー(V$表)

 

4.アクセス権限設定

管理者ユーザーのパスワード管理、必要に応じて新しいユーザーを作成して権限およびロールを割り当てや、ユーザーパスワードの再設定をします

USER XXXXのパスワードをYYYYに変更

ALTER USER XXXX IDENTIFIED BY YYYY;

 

5.データ移行

ユーザーと表領域や表などの必要なスキーマ・オブジェクトの作成や表へのデータ移行を行います

DDL(CREATE TABLESPACE)

SQL*Load

Data Pump EXP/IMP

 

6.バックアップ

データベースのバックアップ計画を確認してデータベースをバックアップします(リカバリの検証も含む)

Recovery Manager(RMAN)

 

7.アーカイブ

必要に応じてREDOログをアーカイブしていない場合はアーカイブします

(アーカイブログモードの確認、変更)

ARCHIVELOGモード

REDO

UNDO

 

8.パフォーマンスチューニング

データベースのパフォーマンスを監視し、パフォーマンスの問題を診断して、必要に応じてデータベースのチューニングを行ないます

Oracle内部動作

SQL内部動作

メモリ管理(Latch)

インデックス動作

実行計画

SPM(Sql  Plan  Management)

 

9.Oracleソフトウェアの保守

一般的なソフトウェアと同様に最新のパッチ・リリースを使用してOracleソフトウェアを最新状態を保持します