ブルームの期待理論

ブルームの期待理論とは

 

ブルームの期待理論は、VIE理論(1964年、ビクター・H・ブルーム(V.Vroom))とも言います。

誘意性(V:valence)
用具性(I:instrumentality)(役に立つ、有効である)
期待(E:expentancy)

この頭文字をとって、VIE理論と言います。

期待理論は簡単に言うと、

誘意 × 期待(行為による結果) = 遂行力

ということです。

 

誘意性とは

誘意性とは、心理学用語で、人を引き付ける物事が正の誘意性、人を遠ざける物事が負の誘意性ということです

 

つまり、人を引き付ける力が強くて、結果が魅力的であれば、モチベーションが上がり、遂行する力は強く、大きくなります。

職場においては、人を引き付けるカリスマ性のある経営者・リーダーが、魅力的な目標・成果を提示すれば、従業員の遂行力が上がり、業績がアップするということです

マーケティングにおいても、故スティーブ・ジョブスのような、カリスマ性のある経営者が商品の効果をプレゼンテーションすれば、購買意欲が上がり、商品が売れるということでも分かります

 

期待(行為による結果)とは

期待は言葉の通り、ある行為によってもたらされる結果です。その結果が魅力的であればあるほど遂行力が上がるということは自明の理でると思います。

但し、非現実的、不可能な期待は、逆にモチベーションが下がり遂行力は低下します。

職場における目標設定も成長が感じられる120%程度の目標値が理想と言われています。

 

人を引き付けるリーダーシップとは

ご自身のモチベーションがどこから来るのか

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