ネステッドループ話法

ネステッドループ話法とは

プレゼンテーション時の話法として、ネステッド(入れ子)ループ(繰り返し)話法があります。

これは、5つ程の寓話や例え話を入れ子にして話すことで聞き手の無意識にメッセージを伝える高等技術です

例え話を聞いているうちに、自然に引き込まれ、何だか知らない内に納得したりした経験ありませんか
お坊さんや司祭など宗教関係の方の話はこのような話法になっていることが多いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

ネステッドループ話法の使い方

ネステッドループ話法はまず、1番目の寓話、挿話を80%~90%まで話します

どこで止めるかが結構難しいですが、それを2,3,4、と話していきます

実際に使ってみると、自然な流れで話を繋げるのが難しいので、練習が必要です

そして、最も伝えたいメッセージを話します

それから、4,3,2,1と話の続きを話していきます

 

話術に長けた人は自然と使っている

プレゼンテーションを勉強するなら落語を聞くことをお勧めします

落語の「まくら」もネステッドループ話法と同様の効果があります

本題に入る前に一見関係していなさそうで、関係している話から入ります

そうすると、本題がより面白くなったり、記憶に残ったりします

プレゼンテーションの場面においても、伝えたいメッセージを直接言うより、効果があるとされています

「落ち」は落語ならではですが、「落ち」をつけられたら正にプロですね

 

まずは練習を

まずは、1つ例え話を絡めて話を構成して、徐々に2つ、3つと増やすのが良いでしょう

結構高等話法なので、訓練が必要ですが、挑戦してみてはいかがでしょうか