ジグザグ話法
ジグザグ話法とは
プレゼンテーションをする時に、話しかける順番を①、②、③、④・・・と左右ジグザグにすることで、聞き手全員に話しかけている印象を与えるのがジグザグ話法です。
これによりプレゼンターは参加者全員をしっかり見ていますよ、というメッセージを無意識に伝えることができます。
受講者は、プレゼンターに意識してもらえたという満足感が生まれます。
受講者の傾向を分析する
プレゼンテーションを聞いている受講者にはいろいろなタイプがあります。
大別すると、
1.敬意を払ってくれる人
2.中立的な人
3.敵意を抱いたり、反抗的・守りの姿勢の人
まずは敬意を払ってくれる好意的な人を探しその方を見ながら説明します。
そうすれば、徐々に落ち着きを取り戻せるはずです。(「うなずき君」を探そう)
まずは「うなずき君」を探して雰囲気に馴れ、徐々に見つめる相手を増やすわけです。
但し、全員が敵意を抱いている方達だった場合はあきらめてください。
ジグザグ話法を利用して「うなずき君」を探すのも良いでしょう。
プレゼンテーション時に意識すること
プレゼンテーションをする時は、以下のことを意識すると良いでしょう。
●まくら(前振り)が必要(個人的なエピソード、意外な数字、歴史的な背景、逆説的な事実など)
●最適なアイコンタクトの時間は約4秒 (説得力が増す)
●ドックワード(エー、アーなど)を抑える (人は意味のないものに注意が向きやすい)
●早口だと人は理解できない (人は1秒間に5文字程度しか理解できない)
●人は話し手の30%しか聞いていない(興味がないところは聞いていない)
●人には応報性がある(興味があることは必ず聞いてくれる)
●沈黙は金 (時には沈黙することで、注目を集めます)
ジグザグ話法を使用することで、更なる効果が期待できます
ジグザグ話法はワンセンテンス・ワンパーソン話法と合わせて使用すると効果的です