PM理論
PM理論とは
PM理論とは、リーダーシップをP:Performance「目標達成能力」とM:Maintenance「集団維持能力」の2つの能力要素で構成されると説いた理論です。
PM理論では、目標設定や計画立案、メンバーへの指示などにより目標を達成する能力(P)と、メンバー間の人間関係を良好に保ち、集団のまとまりを維持する能力(M)の2つの能力の大小によって、4つのリーダーシップタイプ(PM型、Pm型、pM型、pm型)を提示し、PとMが共に高い状態(PM型)のリーダーシップが望ましいとしています。
PM型とは
PM型(P・M共に大きい)とは、目標を明確に示し、成果をあげられると共に集団をまとめる力もあるリーダーの理想型です。
Pm型とは
Pm型(Pが大きく、Mが小さい)とは、目標を明確に示し、成果をあげるが、集団をまとめる力が弱く、成果はあげるが人望がないタイプのリーダーです。
pM型とは
pM型(Pが小さく、Mが大きい)とは、集団をまとめる力はあるが、成果をあげる力が弱く、人望はあるが、仕事は今ひとつというタイプのリーダーです。
pm型とは
pm型(Pが小さく、Mも小さい)とは、成果をあげる力も、集団をまとめる力も弱く、リーダー失格です。
リーダーと人望
ここで、リーダーの人望とは何でしょうか。
人を引き付ける魅力みたいなものでしょうか。
やはり信頼できる人ということではないでしょうか。
部下に対して、上司に対して、周りの人すべてに対して、信頼を得ている範囲が広いほど人望があるのではないでしょうか
仕事もそうですが、人間関係においても真摯に対応することが信頼につながるのだと思います。
周りに必ずいる人望の厚い人の行動特性を観察するのも良いかもしれません。
周りに気を配りながらも、自分の価値観や信念をしっかり持っていて、明確な目標に向かっている人ではないでしょうか。
ご自身の「目的志向型」、「寛容型」などお知りになりたい方は、iWAM(職場における行動特性とモチベーション)診断テストの受検がお勧めです。