リーダーシップスタイル
いろいろのリーダーシップスタイルが提唱されているが、EQ(こころの知能指数)で有名なダニエル・ゴールマンのリーダーシップスタイル
ビジョン型 リーダーシップ
共通の夢に向かって人々を動かす
変革のための新ビジョンが必要な時、または明確な方向性が必要な時
コーチ型リーダーシップ
個々の人の希望を組織の目標に結び付ける
従業員の長期的才能を伸ばし、パフォーマンス向上を援助する時
関係重視型リーダーシップ
人々を互いに結びつけてハーモニーを作る
亀裂を修復する時、ストレスのかかる状況下でモチベーションを高める時、結束を強める時
民主型リーダーシップ
提案を歓迎し、参加を通じてコミットメントを得る
賛同やコンセンサスを形成する時、または従業員から貴重な提案を得たい時
ペースセッター型リーダーシップ
難度が高くやりがいのある目標の達成をめざす
モチベーションも能力も高いチームから高レベルの結果を引き出したい時。使い方が稚拙なケースが多いため、非常にマイナスの場合が多い
強制型リーダーシップ
緊急時に明確な方向性を示すことによって恐怖を鎮める
危機的状況下、または再建始動時、または問題のある従業員に対した時。使い方を誤るケースが多いため、非常にマイナス
また、以下のようなリーダーシップスタイルを言う人もいます
カリスマ型リーダシップ
フォロワーに対して深い影響力を及ぼすことのできる個人的特性によるリーダーシップ(ペースセッター型リーダーシップとほぼ同じ)
変革的リーダーシップ
既存の仕事のやり方を変えたり変化へ対応すべくフォロワーの価値観や行動を変えたり、組織としての動きに変革を起こしたりするようなリーダーシップ
サーバントリーダーシップ(ロバート・グリーンリーフ)
「リーダーである人は、まず、相手に奉仕し、その後相手を導くものである。」つまり、自発的に行動できるメンバーを育て動機付けるリーダーシップ
ワールドクラスのリーダシップ
置かれている社会・ビジネス環境に対応して4つのリーダシップスタイルを使う必要があるとする考え方。この4つのリーダーシップは独立しているのではなく、つながりあって良いリーダシップが実践できる
・セルフリーダシップ(自分自身を理解、リードする)
・チームリーダシップ(チームを理解、リードする)
・ワールド・リーダシップ(世界を理解、リードする)
・ソーシャル・リーダシップ(社会を理解、リードする)
リーダーの資質があるとか、ないとか言いますが、
資質が問題だとすれば、それは状況を理解する能力だと思います。
危機的状況下でもないのに人を好き嫌いで判断し、強制的リーダーシップを使用したり、
逆に、危機的状況下で関係重視型リーダーシップで対応するなど。
いろいろなリーダーシップスタイルがありますが、
状況を的確に理解し、その時に適したリーダーシップを使い分けるのが真のリーダーシップだと思います。
では、リーダーシップに必要な認知フィルターは何でしょうか
主体性(主体・行動型、反映分析型)
判断基準(内的基準型、外的基準型)
方向性(目的志向型、問題思考・回避型)
ルールの適用(自分型、遵守型、寛容型)
などが関係しているかもしれません
ご自分の判断基準、判断基準、方向性、ルールの適用をお知りになりたい方は、
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