2011年12月、ITCプロセスガイドラインがVer2.0に改定されました

 

 

 

 

 

IT経営

プロセス図

 

 

 

 

ポイントは、

 

IT経営とITCの役割を明確にしたこと

 

IT経営実現化の前の認識フェーズを加えたことだろう。

 

IT経営プロセスとして

 

IT経営認識プロセス

 

IT経営実現プロセス

 

IT経営共通プロセス

 

を定義した

 

今までのPGLはここで言うIT経営実現プロセスである。

 

今回の改定の中で、IT経営認識プロセスとして

 

変革認識フェーズ

 

是正認識フェーズ

 

持続的成長認識フェーズ

 

が付け加わったことが大きい

 

 

変革認識では、「A」つまり、

 

Awareness(IT経営の気付き)

Attention(課題解決策の可視化)

Action(変革に対するコミットメント)

 

と言う考え方

 

Awareness(気付き)では、問題・課題形成力として

 

 

・問題・課題発見力 ・・・事象に気づく

・問題・課題認識力 ・・・問題、課題と理解

・問題・課題設定力 ・・・説明する形で定義

 

※実務的には、

 

KJ法

SWOT分析

3C分析

PEST分析

問題の本質を導き出す思考法(Why_Why_Why)

 

などで現状の問題点等を抽出します

 

Attention(課題解決策の可視化)では、改善/改革企画立案力として

 

・問題・課題解決立案力 ・・・ 注視し絞り込む

・本質の洞察力・・・課題の本質を導き出す

・解決シナリオ構想力  ・・・ 見える化

 

Action(変革に対するコミットメント)では、計画を作る上での実践力として

 

・計画力

・組織化力(学習する組織)

 

とある。

 

とかくコンサルティングというと、

 

目標設定や方向性が重要視されがちだが、

 

実際には、現状の問題・課題からその解決策を提案し、

 

結果を出すほうが重要であるし、

 

優先度も高い。

 

そういう意味では、

 

まず、認識プロセスを明確に定義し、

 

その中でITCの役割・プロセスを明確にした意義は大きい。

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