Oracleチューニング問題課題解決プロセス

Oracleチューニング問題課題解決プロセスに関する解説

Oracleチューニングに限らず

Oracleチューニング問題課題解決プロセスとは

Oracleチューニング問題課題解決プロセスとはどのようなものでしょうか?

問題点(チューニングの場合はボトルネック)はAWRレポートやSTATSPACK等、目に見える事象です

また、問題点(ボトルネック)は、時間の経過とともに変化します

一方、原因は目に見えない事象です

問題点が特定できたら、原因を分析するわけですが、その原因は本当に根本原因でしょうか?

 

根本原因を発見する

原因が分析できたら対策の検討・検証をし実際の対策をしますが、根本原因でない原因の対策は暫定対応にすぎません。そして根本原因が発見できなければ、それは将来のリスクを内在していることになります。そのリスクはいつ爆発するかわからない不発弾と同じで、将来大きな負傷を負うことになるかも知れません。根本原因の対策こそ本当の問題解決であり、恒久的な対策となります

 

Oracleチューニングの例

Orcaleチューニングの例でも、パフォーマンスが悪い原因がインデックスがないからだと安易に決めつけた結果、インデックスを作成し多少パフォーマンスが良くなった気になり、根本原因を追求しなく(できない?)なる場合が多々あります

 

索引(インデックス)を過信しない

Oracleはインデックスのほうが非効率だと判断した場合、インデックスを使用しない選択をします。インデックスはカーディナリティ(値の種類)が多い場合は有効ですが、少ない場合は意味がありません

そのようなことを理解しないまま、本来の原因を追究することなく、対策をすると結果的にマイナス効果になる場合もあります

問題解決で最も重要なこと、それは根本原因の発見にあります

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