テーブル定義書の解説
テーブル定義書はデータベースを設計する上で最も重要な設計書です。テーブル名やカラム名はそのままSQLで使用される重要な名前です。これを変更すると大きな変更となる可能性があります。また、設計書に不具合があると機能要件や性能要件を満たさないシステムとなります
テーブル定義書とは
テーブル定義書とは何でしょうか?
テーブルを作成するための設計書です。データベースにテーブルを定義するためのDDL文を作成するために必要な設計書ということです。これを間違えるとテーブル間やデータ間の整合性が失われ、システムが完成しない可能性があり、手戻りの原因となります
テーブル定義書の項目
テーブル定義書には以下のような項目を記載します
ヘッダー部
・設計書NO
・作成者
・作成日
・更新者
・更新日
・システム名
・テーブル名
詳細部
・NO
・PK(Primary Key)の有無
・UK(Unique Key)の有無
・カラム名
・項目名
・項目概要
・データ型
・長さ(バイト)
・NOT NULLの有無(NULLを許すのか、許さないのかの列制約です)
・列制約
・備考
会社によってフォームは若干違うかもしれませんが、概ねこのような形式になっています
このテーブル定義から、実際のテーブルを作成しますので、記載ミスをするとテーブルの再作成など手戻りの元になりますので注意が必要です
テーブル定義書のイメージ
2 thoughts on “テーブル定義書”-
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