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DFD(Data Flow Diagram)

DFD(Data Flow Diagram)の解説

DFD(Data Flow Diagram)とは、システム設計時に作成されるフレームワークの一つで、次の各要素間のデータの流れを表した図です。DFDはデータの発生、流れ、出力、保管などをモデル(図式)化することができます。DFDは、「機能(プロセス)」、「入出力」、「データストア(ファイル・DB)」、「データの流れ」をそれぞれの表記法に則って記載します。

 

機能(プロセス)の表記

データを処理するソフトウェアなどの機能(プロセス)を楕円で表記します。下図の「購入申請」、「承認」、「発注」などです

 

入出力の表記

データの発生源や入出力先(外部実体)を長方形で記載します。下図の「申請データ」、「承認データ」、「発注データ」などです

 

データストア

データの保管、取出しを行うデータストア(ファイル・DB)を平行な上下二本線で記載します。下図の「カタログ」、「購入申請データ」、「予算管理」、「承認データ」、「発注データ」などです

 

データの流れ(フロー)

前述の要素間をデータの流れ(フロー)を表す矢印で結んでいきます。システムとシステム外の要素(申請者や承認者、購買担当など)の間のデータの流れを記載する場合と、システム内部の構成要素(データストアやプロセスなど)間の流れを記載する場合があります。

 

DFD

 

DFDを使うメリット

システムの構成要素を分割して図形を用いてデータの流れを中心に記述していくため、あいまいさを排除でき、システムの抜けを防ぐことができます。DFDは一枚に記載できない場合はレベル分けして記載します。まず、全体像を記載して、レベルを下げてそれぞれの内部プロセスを細分化していきます。データベース設計で関係するのは、データストア(ファイル・DB)がエンティティ候補というのは理解できると思います。また、データの発生源や入出力先(外部実体)もエンティティ候補となります。

 

ERDとDFD

ERD(Entity Relationship Diagram)はデータベース設計の概念設計に使用します。DFDは業務プロセスとデータの流れを整理する設計書です。ERDのエンティティとDFDのデータストアやデータの発生源、入出力先などに漏れがなく整合性が取れているか、確認作業に使用することができます