アブラハム・マズローの欲求5段階説

アブラハム・マズローの欲求5段階説とは

アブラハム・マズローの欲求5段階説とは、人間の欲求は以下の5段階に分類できるとした説です

その5段階とは、以下の通りです。

1.生理的欲求:ライフラインとも言うべき生きていくことに欠かせないものに対する欲求

2.安全の欲求:生きていくことを脅かされないことへの欲求

3.所属の欲求:家族、会社、国家など組織や仲間、グループに入っていたいという欲求

4.自尊の欲求:他の人から認められ、ほめられたいという欲求

5.自己実現の欲求:自分に内在している能力、可能性を最大限実現したいという欲求

 

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人は下位の欲求が満たされると、上位の欲求を目指すというもの

 

モチベーションとは

モチベーションは動因(ドライブ)と誘因(インセンティブ)の足し算で表わすことができる。

モチベーション = 動因(ドライブ) + 誘因(インセンティブ)

動因(ドライブ)とは、内的要因(心の中)であり、誘因(インセンティブ)とは外的要因(もの、情報)である。

誘因(インセンティブ) としては、以下のようなものがある。

・物質的インセンティブ (お金、もの)

・評価的インセンティブ (考課、昇進)

・人的インセンティブ (職場や上司との人間関係)

・理念的インセンティブ (価値観、会社の理念)

 

アブラハム・マズローの欲求5段階説とモチベーション

アブラハム・マズロー(1908年~1970年)の5段階欲求説で見ると、下位の欲求では誘因(インセンティブ)が有効であるが、上位へ行くほど動因(ドライブ)の比率が高くなる。

人は生活に余裕ができれば、更なる高みを目指して行動できるということでしょう。

もちろん、自身の内発的動機づけ(内的基準型)と外発的動機づけ(外的基準型)の傾向にもよると思います。

 

ご自身の内発的動機づけ(内的基準型)と外発的動機づけ(外的基準型)の傾向をお知りになりたい方はiWAM 診断の受験をお勧めします