傾聴(アクティブ・リスニング)とは、話し手の立場にたって話を聴くことです。

 

「きく」という漢字には「聞く」、「聴く」、「訊く」、「利く」、「効く」とありますが、最後の2つは別として「聞く」、「聴く」、「訊く」の違いが分かりますか?

 

「訊く」は尋ねるの意味ですが、「聞く」、「聴く」の違いはなんでしょうか?

 

「聞く」はBGMなど何となく受身的に聞いている状態のことで、「聴く」は相手のことばを理解するために積極的に聴いている状態のことです。

 

コミュニケーション能力はとかく話上手をイメージしますが、実はこの「聴く」ことに長けた能力のほうが重要だと言われています。

 

こちらもテンションが高い時はいいのですが、確かに話が長い人、話す量が多い人と話していると疲れます。

 

商談などの場面では相手から重要な情報を聞き出すのが目的です。

 

自分の話しや自社の商品の話しばかりしても、相手の気持ちや考えは分かりません。

 

「一を聞いて十を知る」

 

という諺がありますが、「聞く」は「聴く」の意味でしょうね。

 

この「一」がレベル1だとすると2、3、・・・10とレベルが下がっていきます。

 

「十を聞いて十を知る」人が普通の人だとすると、11、12・・・20とだんだん普通以下ということになります。

 

何回同じことを言っても理解できない人と話すと子供と話しているようで仕事になりません。まだ本当の子供の方が無邪気でかわいい分、ましかもしれません。

 

傾聴とは、相手をとても大切な人だと思い、真摯に興味を示すことです。

 

人は自分自身価値ある存在だと思いたいし、他人からもそう思われたいのです。

 

傾聴の1つのスキルとして、バックトラッキング(おうむ返し)という方法があります。

 

会話の中の相手の言ったキーワードと思われる「ことば」を繰り返してあげるのです。

 

そうすることで、相手は肯定されていると感じます。

 

人は、これでいいんだと思うと、うれしくなり、さらに思考が活発化します。

 

これだけで、あなたのコミュニケーション能力は上がります。

 

商談などのビジネス現場では、情報を聞き出すことができ、さらなるビジネスチャンスが広がる事でしょう。